β遮断薬であがり症を克服する時の注意点

Posted under あがり症, 克服 by あがり症 on 金曜日 3 10 月 2008

「β遮断薬」であがり症を克服する場合に、様々な注意点があります。
「β遮断薬」には心臓障害の一部、ぜんそくなどの薬との併用においてタブー(禁忌)がありますので、必ず医師の指示に従って服用しなければなりません。
また、あがり症克服には強い効果が期待できますが、「内気」や「全般性社会恐怖」には効果がまったく無いということも理解しておきましょう。

この薬の特徴のひとつである即効性があるため、不安をもたらす状況になる約1時間前に服用すればいいようです。
事前に開始時刻が分かっているような講演会や演奏会などが始まる前に、あらかじめ薬を服用しておくのです。
不安を感じる1時間程度前に、医師から指示された量を服用することで、効果が数時間にわたって現れます。
また、定期的にこの薬を服用することで、しだいに薬の必要性を感じなくなって、薬に頼らなくてもあがり症にならずに済むようになることも多いようです。

薬を服用しながらであっても、不安を感じる状況にしだいに慣れていき、やがて薬なしでも緊張する場面に対応できるようになるようです。
つまり、あがり症を克服するためにβ遮断薬に過度に依存してしまう危険性はあまり高くない、ということです。

「β遮断薬」の使用状況は国によっても様々で、例えばおフランスでは「一時的な感情の高ぶりの結果、動悸や心拍数などに障害が発生した時」の服用に限られています。
一方で、アメリカにおける使用状況は広く一般化しています。
プロミュージシャンのうち、約3割ものミュージシャンがコンサート前に服用しているというデータなどもあります。
また、その30パーセントの人達の70パーセント以上が医師の指示によってではなく、自己判断によって服用しているそうです。

「β遮断薬」であがり症を克服する

Posted under あがり症, 克服 by あがり症 on 月曜日 15 9 月 2008

「β遮断薬」(べーたしゃだんやく)はもともと高血圧や狭心症、不整脈、心筋梗塞を予防する薬として広く用いられてきました。
また今日では頭痛に対する効果も認められています。
しかし、1960年代に心理面に対する効果についての研究がなされ、あがり症などを克服することが証明されました。
現在では、動悸や震え、口の渇きや発汗などの「あがり症」を克服する薬としても使用されるようになってきています。

β遮断薬とは身体にどのような作用を及ぼすのでしょうか。
私たち人間の身体の器官には「α受容体」と「β受容体」と呼ばれる微小な部分が備わっており、β遮断薬はそのβ受容体部分に働きかける薬です。
β受容体ではノルアドレナリンやアドレナリンなどの神経伝達物質が作用して、発汗や口の渇き、動悸などを引き起こしている部分です。
そこでβ遮断薬を服用すると、β受容体でのこれらの働きを抑えることができるのです。

β遮断薬の特徴は、即効性の高さです。ここにバイオリン奏者に関する興味深い調査があります。
バイオリン演奏の数時間前にβ遮断薬を服用したことにより「あがり症」の症状が克服されました。
この調査では、β遮断薬のもう1つの効果も明らかになりました。
「手の震え」が抑えられたことにより、演奏の質まで向上したということです。

しかしながら、ここで注意しておかなければならないことは、あがり症の症状が和らげられただけで、演奏者の能力が高まったというものではない、ということです。
薬を服用する前に、このことはよく理解しておきたいものですね。

あがり症を屋物療法で克服!?

Posted under あがり症, 克服, 治療 by あがり症 on 月曜日 1 9 月 2008

薬物を使ってあがり症を克服する方法があります。
薬物というと少し大袈裟な気もしますが、つまり薬を服用してあがり症を克服しようとするものです。
その薬物療法のひとつに「向精神薬」を服用する方法があります。
「向精神薬」とは精神安定剤や抗うつ剤、鎮痛剤や睡眠剤のことをいい、中枢神経系に作用して精神に影響を及ぼす薬のことを指します。

これらの効用は、現在の状況を変えて、あがり症克服に向けて治癒をしていく「きっかけ」を与える、というものです。
つまりは、薬物を服用するだけでは「あがり症」を克服することはできないということです。
そのため、薬物療法を施す場合には薬の効果を高めたり、薬の服用を止めたりしたときの再発を防ぐために、心理療法との併用が望ましいといわれています。

「向精神薬」の使用上の注意点は沢山あって、まず第一に、医師によって定められた服用量を必ず守ることです。
そして、あらかじめ服用する期間を決めておき、その薬の効果が現れているかどうかを定期的に医師に診断してもらうことも必要です。
副作用がひどい薬は避けたほうがいいようですが、副作用と効果のバランスを考えて服用を検討しましょう。
医師の診断のもと、その薬が本当に必要かどうかよく吟味して、薬が必要な効果をもたらす場合にのみ服用しなければなりません。

効果があまり期待できないのに、長期間にわたって薬物を服用し続けることは、むしろ害となります。
薬物治療は、心理療養を併用して始めて効果が現れるといいます。
そのため、薬物を服用する時は心理的なサポートを併せて行い、定期的に医師に診断して、本格的な心理療法を採用すれば、薬物による効果は大きくなることでしょう。

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